BSや地上波などのテレビ通販番組の集計した
2019年の年間データが出揃った。
主要放送局54局の販売会社別放送分数と商品別放送分数から
前年との比較を行いながら、2019年のテレビ通販番組を振り返る。

1位 オークローンマーケティング

商品別でも1・2・3位独占
ベストテンに6商品がランクイン

2019年販社別ランキング1位のオークローンマーケティング(以下、OLM)が、この1年間で31種類もの商品をテレビ通販市場に投入し、出稿量ベストテンに6商品も送り込んでいる。第1位に輝いた「セブンスピロー」は2019年累計放送分数12万7,824分、前年比99%増、同6万3,736分増を確保し前年4位からトップに上り詰めた。
前年1位の「トゥルースリーパー」(同12万7,531分、同13%減)、前年2位の「スレンダートーン」(同7万988分、同39%減)、前年6位の「プレッシャーキングプロ」(同4万2,803分、同21%減)となったが、それぞれ1つずつ順位を落とし2位・3位・7位をキープ。
一方、5位の「フォーサ」が2019年累計放送分数5万2,746分(前年比3,316%、同5万1,202分増)6位の「ゆらこ」が同4万7,745分(前年比9,526%、同4万7,249分増)と大幅に出稿が増加している。
さらに商品別21位の「ここひえ」(同3万2,252分)、同22位の「クッキングプロ」(同3万2,007分)、同24位の「ターボスクラブ」(同3万733分)、同34位の「ホオンテック掛布団」(同2万2,944分)など、2018年は殆ど訴求していなかった商品が大幅に出稿量を増やしていることからも、商品開発力とマーケティング力を兼ね備えた、まさにリーディングカンパニーに相応しいと言える。

2位 テレビショップ研究所

主力商品出稿量減を新商品でカバー

前年同様、2位となったテレ研は総出稿量25万8,315分を確保。前年比14%減(同4万3,688分減)となってしまったが、第2位をキープした。
商品別ランキングで見ると49種類の商品をテレビ通販に投入。 「フレーバーストーン」(累計出稿量4万1,333分、商品別ランキング11位)、「H2Oスチームユニオンセット」(同2万6,630分、同29位)。さらに39位の「Iwataniサイレントミルサー」(同1万9,672分、同217%増)、50位の「電動ビューティシェーバー フローレス」(同1万6,210分、同9,380%増)等々の昨年まであまり訴求していなかった商品が大きく出稿量を増やした。

3位 ジャパネットたかた

アイティム数は第1位

3位のジャパネットたかたは1つの商品に偏ることなく、この1年間に181種もの商品を投入。(因みに昨年は156商品) 商品毎の出稿は少ないものの、圧倒的なアイティム数で前年同様3位をキープ。総出稿量も22万5,626分を確保。前年比19%増(同3万6,799分増)となった。商品別では65位の「ベルフィーナ ダイヤモンドパン グランドセット」(同1万1,989分)が最高順位となった

4~7位 顔ぶれは変わらないが、苦戦を強いられている

4位キューサイ、2019年累計放送分数10万1,423分(前年比6%減)
「ひざサポートコラーゲン」が累計出稿量6万6,237分(前年比16%増)、27位「コラリッチEX」が同2万8,994分(同微減)と前年並みの出稿量を確保したが128位「小林HMBタブレット」が同6,012分(同71%減)と大幅な出稿量減となり、同社全体として出稿量を落とす結果となった。
5位エバーライフ、同8万7,657分(同19%減)
6位新日本製薬、同8万7,597分(同20%減)、
「パーフェクトワン薬用ホワイトニングジェル」が累計出稿量4万2,284分 (昨年比45%減)となり昨年の3位から9位へと大幅に順位を落とした。一方で、「パーフェクトワンモイスチャージェル」が同3万6,779分(同92%増)となり、同ブランド内で訴求商品を変え、販売会社としての出稿量減をくい止めている。
7位サントリーウエルネス、同8万1,738分(同22%減)
と4社とも大幅に出稿量を抑えている。

8位 大躍進のプライムダイレクト

8位プライムダイレクトは、2019年累計放送分数7万246分(前年比89%増)を確保。前年20位からいっきにベスト10入りを果たした。この1年間に20種類もの商品を投入し大躍進の年となった。そのなかでも
「バタフライアブス」が累計2万9,995分増(商品別15位)
「ステップエイト」累計1万1,289分増(商品別70位)の2商品が躍進を牽引している。

9.10位 安定した出稿量を確保

9位ディノス・セシール、2019年累計放送分数6万7,506分(前年比1%増) 10位燈音舎、同6万5,245分(同15%増) 毎年10以前後をキープし、安定した出稿量を確保している。

飛躍的に伸びている会社は?

ポケトークのソースネクストが前年比2,147%増の4万2,620分(前年比4万723分増)を確保し119位から19位。
2019年、伸び率、増加分数ともに最大の躍進事業主となった。
コラーゲンドリンクの森永製菓が同44%増の6万989分(前年比1万8,689分増)を確保し16位から11位。
健康食品のえがおが同34%増の4万6,791分(同1万1,761分増)を確保し21位から16位。
さらに協和(同291%増、同2万9,354分増)、金氏高麗人参(同90%増、同1万4,923分増)、バルコス(同83%増、同1万359分増)、野草酵素(同58%増、同8,282分増)、ハーブ健康本舗(同239%増、同1万3,697分増)等が大幅増を達成している。

商品別年計

販社別年計